酒さは、額、頬、鼻などの顔の中心に赤み、腫れ、ほてりや血管拡張を伴うものです。ひどくなると、ニキビ状のぶつぶつが出来ることもあります。
原因ははっきりとはわかっておりませんが、遺伝的要素、血管系の異常、免疫異常、毛穴に生息するニキビダニなどが関与すると言われています。飲酒や刺激物、寒暖差や紫外線などで増悪することが報告されています。またステロイド外用薬を過剰に使うことで、酒さ様の赤みが出ることがあるので注意しましょう。

赤ら顔とは

赤ら顔とは、皮膚の薄い箇所にある毛細血管が拡張し、透けて見えることで顔が赤くなっている状態です。皮膚が薄い人は少し血管が広がっただけでも、すぐに表面に透けて見えてしまうので、気温の変化などの影響を受けやすくなります。赤ら顔の部分は皮膚の水分が減少しており敏感肌にもなりますが、病気だとは思わず長い間悩んでいる方も荒れます。

赤ら顔の原因

はっきりとした原因はわかっておらず、遺伝的要因、血管系の異常、免疫異常、毛穴に生息するニキビダニが関係していると言われています。飲酒や刺激物、寒暖差や紫外線などでも増悪することが報告されています。

赤ら顔の種類

毛細血管拡張による赤ら顔

毛細血管が拡張して、皮膚表面から血管が赤く浮き上がって持続して赤く見える症状を「毛細血管拡張症」といいます。特に頬や鼻には毛細血管がたくさん通っているので赤みが出やすく、寒い持期に悪化しやすいのが特徴です。

炎症による赤ら顔

ニキビや乾燥、皮膚炎など外部刺激による炎症や刺激により赤ら顔になります。炎症を伴うニキビを繰り返し炎症が慢性化すると、毛細血管が新生し、ニキビが治った後も赤みが残る場合があります。

赤ら顔のホームケア

赤ら顔を改善するためには、保湿を意識したお手入れが重要です。赤ら顔にはさまざまな原因がありますが、皮脂の過剰分泌や乾燥が原因で赤くなっている場合は、お肌の状態を整えることで赤ら顔が目立ちにくくなる場合もあります。ただし、毛細血管が拡張することにより赤ら顔になる人は、体質によるところも大きく、緊張する場面や飲酒したタイミングなどで症状が強く出る傾向があります。また、赤みを抑える成分が入っている化粧水やクリームなど肌を保湿できる製品を上手に活用することで赤ら顔、赤みの症状の緩和が期待できます。

当院の赤み・赤ら顔治療